表紙
「パイオニア・ウーマン」
    講談社学術文庫
      ¥1350
 
 著者 ジョアンナ・ストラトン
 訳  井尾祥子・當麻英子 訳

この本は、あまり日本では知られていないアメリカ合衆国の開拓時代の女性の生活・考え方等について書かれた物です。と紹介すると難しく思われるかもしれませんね。
それでは、NHKで放送された「大草原の小さな家」をご存じの方は多いのではありませんか?そう、ローラ・インガルスとその家族のの生活を思い出して頂けるとお解りでしょう?この本はまさにこの時代に生きた女性達の生き方、生活について語られているのです。いかに厳しい現実生活を彼女たちが生き抜いてきたか、この本からその素晴らしいパワーを汲み取り、別な意味で、現代の様々な問題を抱えて生きている私達のエネルギーにしてみませんか?
この本の訳者の方達の気持ちを本文後書きから抜粋して紹介します。
「この本を私たちの娘に読ませたい、そして日本の女性にも紹介したいと思った。
何故なら、私たち日本女性には、アメリカ女性の派手な部分を見聞する機会はあっても、男性と平等な立場を占めるにいたったアメリカ女性の開拓精神をつちかった忍耐、献身、勇気などに触れる機会があまりなかったからだ。」
最後に一言自慢です。訳者の當麻英子氏は私の母方の義理の叔母です。素晴らしい本を有り難うございます。
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